0 / 8
初期局面
 
オレンジ枠・橙色の駒 = 美濃囲いを構成する駒

📜 五間飛車(中飛車)の由来と歴史

飛車を5筋(玉から数えて五間目)に置く戦法で、「中飛車」とも呼ばれます。盤の中央に飛車があるため、左右どちらの翼からも攻めを組み立てやすく、変化に富んだ戦いが展開されます。

アマチュア戦でも指されることがあり、四間・三間と並んで振り飛車の代表的な飛車の置き方の一つとして知られています。

2

相手の出方への変化対策

後手の戦型によって対応が変わります。主な3パターンをシミュレーションで確認しましょう

対 居飛車 基本対策
1 / 5
美濃囲い完成
美濃囲いが完成した基本形。後手も標準の居飛車で構えています。ここから長い持久戦が始まります。
対 棒銀 注意が必要
1 / 4
出発点
後手が棒銀の準備中。銀を前進させて7筋への侵入を狙ってきます。早めに対応が必要です。
対 穴熊 難しい
1 / 4
出発点
後手が穴熊を目指している局面。玉が端に向かって移動しています。完成前に対応策を取ることが重要です。

💡 変化を覚える前に大事なこと

変化は無数にありますが、最初はすべてを覚えようとしなくて大丈夫です。まず基本形(五間飛車+美濃囲い)を指せることが先決。中央の飛車の利きを意識して指す練習を重ねましょう。

3

実践問題

覚えた知識を試してみましょう。正しい選択肢をクリック!

Q1
五間飛車(中飛車)の定義となる一手は?
7六歩の次に先手が指す「飛車を5筋へ振る」手
✅ 正解! 飛車を5筋の5八へ振るのが五間飛車(中飛車)の定義です。
Q2
五間飛車では玉将はどちらへ寄せることが多い?
飛車が中央の5筋にいるとき、美濃囲いを組むための玉の方向
✅ 正解! 飛車がいる右側(4筋)を攻撃担当にして、玉将は反対の左側(7〜8筋)に逃げます。美濃囲いはその左側に作ります。
Q3
美濃囲いの次の一手は?
▲7六歩→▲5八飛→▲6八玉→▲7八玉 まで指した。次は何を指す?
✅ 正解! 玉将が7八に来たら、銀将を6八に上げて玉将の斜め前を守ります。これで美濃囲いの基本形が完成します。急いで攻めるより、まず形を整えることが大切!
4

応用形・発展形

基本をマスターしたら挑戦してみよう。五間飛車の発展を紹介します

ADVANCED FORM 01
穴熊四間飛車
あなぐましけんびしゃ
攻撃★★★★☆
守備★★★★★
難易度★★★☆☆
玉が角に潜った穴熊形
四間飛車の飛車配置に、穴熊囲い(玉将を角に潜らせる最強の守り)を組み合わせた形。通常の美濃囲いより守りが格段に固くなり、安心して攻められます。

手数がかかるため、相手に急戦を仕掛けられるリスクがありますが、完成すれば非常に強力な陣形です。
ADVANCED FORM 02
藤井システム
ふじいシステム
攻撃★★★★★
守備★★★☆☆
難易度★★★★☆
飛・角が躍動する藤井システム
藤井猛九段が開発した革命的な四間飛車の発展形。本来「穴熊に弱い」とされた四間飛車の弱点を完全に克服した戦法です。

囲いを後回しにして積極的に動き、相手の穴熊を完成させないうちに戦いを起こす先手番の戦略。1990年代に将棋界に旋風を巻き起こしました。

🌟 次のステップへ

五間飛車の基本を覚えたら、中央の飛車を活かした縦・横の攻めを研究してみましょう。四間・三間との違いを意識すると理解が深まります。

将棋の格言:「玉の囲いは命より大切」—— 攻めの幅が広い分、囲いを急がず固めることも大切です。

盤面・説明文の誤りを発見したら

✉ 誤り・修正リクエストを送る