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初期局面
 
オレンジ枠・橙色の駒 = 美濃囲いを構成する駒

📜 藤井システムとは

藤井猛九段が体系化した四間飛車からの攻め方で、後手の穴熊に対して囲いを後回しにして早めに仕掛ける考え方が特徴です。

従来「穴熊に弱い」と言われた四間飛車のイメージを変えた戦法の一つとして知られています。基本手順は四間飛車+美濃と同じ流れから入り、中盤の指し回しが鍵になります。

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相手の出方への変化対策

後手の戦型によって対応が変わります。主な3パターンをシミュレーションで確認しましょう

対 居飛車 基本対策
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美濃囲い完成
美濃囲いが完成した基本形。後手も標準の居飛車で構えています。ここから長い持久戦が始まります。
対 棒銀 注意が必要
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出発点
後手が棒銀の準備中。銀を前進させて7筋への侵入を狙ってきます。早めに対応が必要です。
対 穴熊 難しい
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出発点
後手が穴熊を目指している局面。玉が端に向かって移動しています。完成前に対応策を取ることが重要です。

💡 変化を覚える前に大事なこと

変化は無数にありますが、最初はすべてを覚えようとしなくて大丈夫です。まず通常の四間飛車+美濃囲いをしっかり指せるようになることが先決です。藤井システムは囲いを省いて早仕掛けする高度な戦術なので、基本の四間飛車で感覚を養ってから挑戦しましょう。

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実践問題

覚えた知識を試してみましょう。正しい選択肢をクリック!

Q1
四間飛車の定義となる一手は?
7六歩の次に先手が指す「この戦法の名前の由来」となる手
✅ 正解! 飛車を4筋(四間)に移動させることが四間飛車の定義です。玉将から数えて4マス離れた4筋に飛車を置くため「四間飛車」と呼ばれます。
Q2
四間飛車では玉将をどちらに逃がす?
飛車を4筋に振ったあと、玉将はどちらの方向へ移動する?
✅ 正解! 飛車がいる右側(4筋)を攻撃担当にして、玉将は反対の左側(7〜8筋)に逃げます。美濃囲いはその左側に作ります。
Q3
美濃囲いの次の一手は?
▲7六歩→▲4八飛→▲6八玉→▲7八玉 まで指した。次は何を指す?
✅ 正解! 玉将が7八に来たら、銀将を6八に上げて玉将の斜め前を守ります。これで美濃囲いの基本形が完成します。急いで攻めるより、まず形を整えることが大切!
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応用形・発展形

基本をマスターしたら挑戦してみよう。四間飛車の進化形を紹介します

ADVANCED FORM 01
穴熊四間飛車
あなぐましけんびしゃ
攻撃★★★★☆
守備★★★★★
難易度★★★☆☆
玉が角に潜った穴熊形
四間飛車の飛車配置に、穴熊囲い(玉将を角に潜らせる最強の守り)を組み合わせた形。通常の美濃囲いより守りが格段に固くなり、安心して攻められます。

手数がかかるため、相手に急戦を仕掛けられるリスクがありますが、完成すれば非常に強力な陣形です。
ADVANCED FORM 02
藤井システム
ふじいシステム
攻撃★★★★★
守備★★★☆☆
難易度★★★★☆
飛・角が躍動する藤井システム
藤井猛九段が開発した革命的な四間飛車の発展形。本来「穴熊に弱い」とされた四間飛車の弱点を完全に克服した戦法です。

囲いを後回しにして積極的に動き、相手の穴熊を完成させないうちに戦いを起こす先手番の戦略。1990年代に将棋界に旋風を巻き起こしました。

🌟 次のステップへ

藤井システムを覚えたら、その原理(穴熊に対して早仕掛けで主導権を握る)を他の対抗形でも応用してみましょう。積極的な仕掛けの感覚が養われます。

将棋の格言:「攻めは最大の防御」—— 藤井システムは「守りより先に攻める」という発想の転換が肝心です。四間飛車の基本を固めてから挑むと理解が深まります。

盤面・説明文の誤りを発見したら

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