カードとレアリティ ── なぜ「ぬ」がいちばん強いのかベータ版
デッキは58枚
ひらがなトレインのデッキは、46種類・58枚で構成されています。
| レアリティ | 種類 | 枚数 |
|---|---|---|
| C(コモン) | 12種 | 各2枚=24枚 |
| UC(アンコモン) | 9種 | 各1枚 |
| R(レア) | 8種 | 各1枚 |
| SR | 8種 | 各1枚 |
| SSR | 8種 | 各1枚 |
| LR | 1種(「ぬ」) | 1枚 |
| 合計 | 46種 | 58枚 |
長音の「ー」は専用カードが1枚だけ入っています。
レアリティは「強さ」ではなく「使いにくさ」
ここを取り違えると、このゲームは分かりません。
レアリティが高いカードほど、言葉が作りにくい文字です。
- C は、言葉に組み込みやすい文字です。だから2枚ずつ入っていて、1回の対局で2枚とも出てくることがあります。
- SSR や LR は、それ単独では言葉にしにくい文字です。
つまり、SSR を引いても嬉しくありません。手札に SSR が2枚来たら、それは事故です。 その手番は交換にあてて、手放すのが基本です。
どの文字がどのレアリティなのかは、次の表のとおりです。
| レアリティ | 点数 | 枚数 | 文字 |
|---|---|---|---|
| C | 1点 | 各2枚(12種) | ん い し う か く つ き と た こ よ |
| UC | 2点 | 各1枚(9種) | り ふ す は る ー(長音) さ あ て |
| R | 3点 | 各1枚(8種) | ち け せ ら ゆ ひ や ほ |
| SR | 5点 | 各1枚(8種) | ま お な そ え み ろ れ |
| SSR | 8点 | 各1枚(8種) | に も の め わ へ む ね |
| LR | 15点 | 1枚(1種) | ぬ |
レア点は、同点のときだけ効きます
先に大事なことを言います。レアリティ点は得点に足されません。
トレインの得点は文字数だけで決まります。2文字なら1点、3文字なら3点、4文字なら6点、5文字なら10点。「ぬ」を使おうが「い」を使おうが、同じ文字数なら同じ点数です。
ではレア点はいつ使うのか。3ターンの合計得点が並んだときです。そのときだけ、自分が出したカードのレアリティ点を合計して、多いほうが勝ちます。
合計6点どうしで並んだ。相手が出したのは C と C と UC で4点。自分は SSR を1枚使っていて、合計11点だった。→ 自分の勝ち。
「めったに起きない決まりごと」に聞こえるかもしれませんが、そうでもありません。実際に5,000回対戦させたところ、得点が並ぶ試合は2〜3割ありました。 数回に1回はレア点で勝敗が決まる計算です。
それでも決まらず引き分けになるのは、全体の2%ほどです。
だから、同じ長さの言葉を2通り作れるなら、レアリティの高いカードを使うほうを選んでください。 得点は変わりませんが、並んだときに効いてきます。
「ぬ」はなぜ LR なのか
デッキでただ1枚、最高レアリティの LR を与えられているのが「ぬ」です。
理由は単純で、日本語でいちばん使いどころの少ない文字だからです。
「ぬ」で始まる言葉、「ぬ」を含む言葉を、いくつ思いつくでしょうか。「ぬの」「ぬま」「いぬ」「きぬ」。急に増えません。動詞の語尾としての「〜ぬ」は古語に寄ります。
だから「ぬ」を言葉に組み込めたら、それだけで一日の自慢になります。 得点そのものは変わりません。それでもレア点15点は、デッキで唯一の数字です。1ターンに出せるのは最大2枚、3ターンで最大6枚ですから、コモンだけで出しきっても6点。「ぬ」はたった1枚でその倍以上を稼ぎます。同点になったとき、これがそのまま効いてきます。
実戦での扱い方
引いたとき
そのカードが、いまのトレインの左端か右端につながるかだけ見てください。つながらない高レアリティは、ただの重荷です。
出せるとき
迷わず長いほうを選んでください。 得点は文字数だけで決まるので、3文字より4文字、4文字より5文字です。同じ文字数で2通り作れるときだけ、レアリティの高いカードを含むほうを選びます。
交換するとき
高レアリティ2枚で手札が埋まったら、迷わず替えてください。トレインは3ターンしかありません。 交換したターンの得点は0なので、出せない手札を抱えることは、3分の1を捨てるのと同じです。
最終ターンだけは別
3ターン目に交換しても、点を取る機会はもう来ません。1点の2文字でも、出せるなら出してください。 CPUもそう動きます。
まとめ
- デッキは 46種・58枚。C だけ2枚ずつ入っています。
- レアリティは使いにくさの指標です。強さではありません。
- 得点は文字数だけで決まります。レア点は足されません。
- レア点が効くのは合計得点が並んだとき。実測で2〜3割の試合がそうなります。
- 同じ長さを2通り作れるなら、レアリティの高いほうを使う。
- 「ぬ」が唯一の LR。 日本語でいちばん使いどころが少ない文字だからです。