ひとつ上に上がるための勉強法
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段級位をひとつ上げたいとき、何から手をつければいいのか。日本将棋連盟は、・並べ・実戦を上達法として挙げています。この記事では、連盟の公式コラムで紹介されている取り組み方と、アマチュア大会への出方を紹介します。
上達法の三本柱:詰将棋・棋譜並べ・実戦
日本将棋連盟は、詰将棋・棋譜並べ・実戦の3つを上達法として挙げています。
ここからは、連盟の公式コラムで紹介されている内容をもとに、それぞれの取り組み方を見ていきます。
まずは十級を目指す:2つの勉強法
藤倉勇樹五段は、日本将棋連盟のコラム「将棋の教え方」で、十級になるための勉強法として次の2つを勧めています。
1. 詰将棋を解く
初心者向けには『一手詰めハンドブック』を使い、1日10分程度続けることが勧められています。理由は「最後の詰みの形が理解できていないと勝ちに繋げられない」からです。
2. 実戦経験を積む
勝ち負けにこだわらずに対局を重ね、駒の特性を理解していきます。初心者向けアプリ「ねこ将棋」のヒント機能も活用できる、と紹介されています。
コラムの最後では、続けることの大切さがこう書かれています。
大切なのは毎日取り組むことです。一日10分からで構いませんので、毎日挑戦するように心掛けて下さい。
— 藤倉勇樹五段(日本将棋連盟コラム「将棋の教え方」より)
実戦の中で詰みを見つける考え方は、実戦で詰みを見つける方法で解説しています。
棋譜並べの5つの効果
棋譜並べは、対局の記録(棋譜)を見ながら、その一局を盤の上に並べて再現する勉強法です。日本将棋連盟のコラムでは、棋譜並べの効果として次の5つが挙げられています。
- 一局の流れが理解できる
- 符号が読めるようになる
- 攻めや守りのが身につく
- 指し手の幅が広がる
- 勝ち切り方と逆転の仕方が分かる
相手がから外れた手を指してきたときの考え方は、相手が定跡どおりに指してこないときで紹介しています。
大会に出てみる
日本将棋連盟が主催・共催する主なアマチュア棋戦には、次のようなものがあります。日程はいずれも例年のものです。
- アマチュア竜王戦 — 都道府県予選が1〜5月、全国大会が6月
- 全日本アマチュア将棋名人戦 — 予選が2〜8月、全国大会が9月
- 全国アマチュア王将位大会 — 地区予選が9〜10月。住んでいる地区以外の予選にも出場できる
ただし、連盟の大会一覧には「級位者向け」という表記はありません。級位のうちは、まず地域の道場や支部の大会から出てみるのがおすすめです。
日程は年によって変わることがあります。参加する前に、各大会のページで確認してください(2026年9月時点の情報です)。
まとめ
- 日本将棋連盟は、詰将棋・棋譜並べ・実戦を上達法として挙げている
- 十級を目指すなら、詰将棋を1日10分程度から続け、勝ち負けにこだわらず実戦を重ねる
- 棋譜並べには、一局の流れが理解できる、手筋が身につくなど5つの効果がある
- 大会は、まず地域の道場・支部から
段級位や免状のしくみは、級と段位のしくみで整理しています。