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勝てるようになりたい人が、次に読む6記事

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ルールは覚えた。1局を最後まで指せるようにもなった。それでも勝てない。

ここからが、たぶんいちばん長い時間です。何を直せばいいのかが自分では見えないので、対局数だけ増えていきます。

このコースでは、コマドリの記事から6本を選んで、読む順番を決めました。勝てない理由を、序盤・中盤・終盤に分けて、ひとつずつ埋めていきます。

読む時間の目安は、6本合わせて約24分です。

勝てない理由は、だいたい3つの時間帯に分かれます

自分の負けた対局を思い出してみてください。たぶん、次のどれかに当てはまります。

序盤で、何を指せばいいか決まらない。 駒の動かし方は分かるのに、最初の10手で何をすればいいのかが分からない。とりあえず駒を前に出して、気づいたら形が悪くなっている。

中盤で、相手が思ったとおりに指してこない。 覚えた手順をなぞろうとしたら、相手が全然違う手を指してきて、そこから先が真っ白になる。

終盤で、勝っているのに勝ち切れない。 駒得もしているし、相手の玉は薄い。なのに詰ませられないまま逆転される。

この3つは、別々の問題です。 ひとまとめに「弱い」と考えると手が打てませんが、分けて見ると、それぞれに対処があります。

6本はこの順に並んでいます。1〜3本目が序盤、4本目が中盤、5本目が終盤、6本目がその先です。

覚える量を増やすのではなく、決め方を覚えます

先に言っておきたいことがあります。このコースは、定跡を覚える話ではありません。

定跡を覚えれば強くなるのは本当です。ただ、覚えた手順は相手が同じように指してくれたときにしか使えません。相手が外れた瞬間に効かなくなります。

それよりも、その場で何を考えればいいかの「決め方」を先に持つほうが、早く効きます。 序盤なら「玉を囲う → 攻めの形を作る → 動く」という順番。中盤なら、定跡から外れたときに何を見るか。終盤なら、詰みを探す前に何を確かめるか。

決め方が先にあると、あとから覚える定跡が「どの場面の話か」で頭に入ります。順番が逆だと、ばらばらの手順が積み上がるだけになります。

6本の順路

1 はじめての1局で、何を指せばいいか

盤の前で固まってしまう人向けです。最初の一手を決めます。

何を指してもいい、というのがいちばん困るところなので、選択肢を絞ります。そして、毎回同じ初手を指していいことをはっきりさせます。初心者が初手を変える必要はありません。

第二段階「対局してみる」 目安 約4分

2 初手30通りを全部試してみた

1本目で選んだ初手が、ほかの初手と比べてどういう位置にあるかが分かります。

30通りを実際に並べて検証した記事です。読み物としても面白いところですが、このコースでは「自分の選んだ手が、なぜその位置なのか」を確かめるために読みます。

自分の初手に理由が付くと、迷いが減ります。

第三段階「勝てるようになる」 目安 約5分

3 序盤に何をしているのか(囲う・攻めの形・動く)

序盤には3つの仕事があって、順番が決まっています。

玉を囲う。攻めの形を作る。動く。この順です。なぜこの順なのか、囲う前に動くとどうなるかまで書いてあります。

このコースの中心はここです。 ここだけ読んでも、序盤の指し方がだいぶ変わります。定跡ガイドへの橋渡しにもなっていて、ここから先は戦法ごとの話に進めます。

第三段階「勝てるようになる」 目安 約5分

4 相手が定跡どおりに指してこないとき

中盤の話です。覚えた手順が通用しなくなった瞬間に、何を見るか。

級位者どうしの対局では、相手が定跡を外してくるのがむしろ普通です。「定跡を知らないから負けた」のではなく、外れたあとの考え方を持っていないから止まってしまう。

外れたときこそ、相手も定跡を知らないということでもあります。

第三段階「勝てるようになる」 目安 約3分

5 実戦で詰みを見つける方法

終盤です。勝っているのに勝ち切れない、を抜けます。

詰将棋の問題は解けるのに実戦だと見つからない、というのはよくあることです。問題として出されていれば「ここに詰みがある」と分かっていますが、実戦ではそもそも詰むのかどうかから自分で判断する必要があるからです。

その判断のしかたを扱います。

第三段階「勝てるようになる」 目安 約4分

6 ひとつ上に上がるための勉強法

伸び悩んだときに、何を変えるか。

詰将棋・棋譜並べ・実戦。この3つをどう組み合わせるかの話です。時間が限られている人ほど、どれにどれだけ使うかで差が出ます。

5本を読んで指した実感があるところで読むと、書いてあることの意味が変わります。最初に読んでも「そうなんだ」で終わる記事なので、最後に置いています。

第四段階「上達を続ける」 目安 約3分

6本を読み終えたら

ここまで来たら、負けたときに「どこが悪かったか」を自分で言えるようになっているはずです。それが分かれば、あとは対局を重ねるだけで伸びていきます。

次の行き先は2つあります。

戦法をひとつ決めて、深く覚える。 将棋定跡ガイドに、戦法ごとの手順を1手ずつ動かせる形で置いてあります。3本目で「攻めの形を作る」と書いた部分が、ここから具体的な戦法の話になります。
※定跡ガイドは暗い配色のページです。まちがいではありません。

自分の位置を確かめる。 級と段位のしくみで、いまの自分がどのあたりにいるのか、次の級に上がるのに何が要るのかが分かります。

どちらから行っても構いません。指していて楽しいほうを選んでください。 勝てるようになるのは、続けた人だけです。