子どもに将棋を教えたい大人のための、はじめ方ガイド
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子どもに将棋をやらせてみたいけれど、自分もルールをよく知らない。そういう大人は多いと思います。いまは駒に動かし方が書かれたセットがあるので、大人も子どもといっしょに覚えながら始められます。
将棋は考えながら指す遊びですし、向かい合って指すので親子の時間にもなります。ここでは、教える側の大人が用意しておくとよいことと、はじめの一式の選び方を紹介します。
大人が教えるときのポイント
まずは駒の動かし方だけを一緒に覚える。戦法や囲いは後回しでかまいません。駒に矢印が印刷されているセットなら、動かし方を覚える段階の負担が小さくなります。大人も同じところから始められます。
勝ち負けにこだわりすぎない。実力差があるときは、上手(強いほう)が駒を減らして指すという指し方があります。やり方は駒落ちで、まず一勝するで紹介しています。
終わったら少し振り返る。対局のあとに一局を振り返ることをといいます。挨拶や「待った」をしないことなど、対局の進め方は対局の前に知っておきたい、将棋のマナーにまとめています。親子で指すときも、同じ流れでやってみると、一局が区切りのあるものになります。
はじめの一式を選ぶ
ここからは、子どもと始めるときに使える将棋セットを3つ、対象年齢の低い順に紹介します。値段や在庫は変わりますので、価格と細かい仕様は各商品ページでご確認ください。
エポック社 ドラえもん はじめての将棋&九路囲碁DX20
将棋と九路囲碁を中心に遊べるゲームセットです。将棋の駒には動きがすぐにわかるイラストが入っていて、ゲーム台には駒をしまえる収納部があります。将棋と囲碁のほか、リバーシや名探偵推理ゲームなど、全部で20種類のゲームで遊べます。小さな部品があるため、4歳未満の子には与えないよう注意書きがあります。
向いている家庭 — 4歳ごろから、まず「遊び」として将棋に触れさせたい家庭。ドラえもんのセットなので子どもが自分から手に取りやすく、将棋に飽きた日もリバーシなど別のゲームで盤に向かえます。続くかどうかまだわからない時期に、将棋だけのセットを買うのはためらう、というときの入り口になります。
くもん出版 スタディ将棋 30周年限定セット(WS-40)
駒に動かし方の矢印が印刷されていて、ルールを知らなくても駒を動かせます。解説書とスキルアップブックが付き、日本将棋連盟公認です。パッケージは30周年の限定版で、藤井聡太棋士のミニ色紙が付いています。
向いている家庭 — 5歳ごろから、大人も子どもも将棋がはじめてで、駒の動かし方から一緒にきちんと覚えたい家庭。ほかのゲームは入っていない将棋だけのセットで、矢印つきの駒と解説書・スキルアップブックがそろっているので、「将棋を覚える」ことに絞って始めたいときに向いています。
ビバリー マスター将棋 ミニ(BOG-025)
こちらも駒に矢印が描かれていて、はじめてでも駒を動かせます。商品ページで「家はもちろん、外出先でも楽しめるミニ版」と案内されている小型のセットで、ボードは二つ折りです。駒40枚のほか、かんたんマンガ説明書と解説書が付いています。
向いている家庭 — 子どもが小学生(7歳以上)になっていて、まず手ごろな値段で将棋そのものを試したい家庭。3つの中ではいちばん安く、小さくたためるので、帰省や旅行に持って行って祖父母と指す、という使い方もしやすいセットです。
まとめ
- 駒に動かし方が書かれたセットなら、大人がルールを知らなくても子どもと一緒に始められる
- はじめは駒の動かし方だけ。実力差があるときは駒落ちという指し方がある
- 対局のあとに少し振り返る(感想戦)と、一局が区切りのあるものになる
- 盤と駒は、子どもの年齢、将棋だけのセットかほかの遊びも入ったセットか、予算で選べる
- 大きくなってオンラインでも指したくなったら、はじめての将棋アプリ、どれを選ぶ?が参考になる
参考
- 商品名・対象年齢・仕様は、上の各「Amazonで見る」のリンク先(Amazon.co.jpの商品ページ)で確認しています